Similarweb ユーザーワークショップイベントレポート

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著者: Senzo Tanaka

1 最小. April 24, 2025

Similarwebでは、四半期ごとにユーザーワークショップを開催しています。

少人数グループで実際の企業やサービスを題材に取り組みながら、業種や役職をこえたユーザー同士で分析手法やアイデアを共有し、学び合うことを目的としたイベントです。

本稿では、2025年3月12日（水）に開催されたワークショップのアジェンダに沿って、当日の様子やネットワーキングの雰囲気、参加者の声をレポートします。

まずは、「本日の注目機能」を紹介

ワークショップでは、実在の企業やサービスを参考に作成した課題に取り組みます。今回は「市場の概況、競合の強み・弱みを把握し、消費者のニーズに合った新商品企画を立案する」というシチュエーションを仮定して、商品開発に関する課題に取り組んでいただきました。

作業の説明に移る前に、題材に関連する新旧機能の紹介をするのが通例です。今回は「カスタムカテゴリー」と「新・検索トレンド」を、課題に関連する既存・新機能としてご紹介しました。

カスタムカテゴリー

カスタムカテゴリーでは、業界を定義し、作成した業界内で高いパフォーマンスを発揮しているサイトや、業界のトレンドキーワードを調査することが可能です。

新・検索トレンド

新・検索トレンドでは、特定の業界における流入キーワードだけでなく、注目の検索トレンドを把握し、業界、ブランド、製品に関する市場の需要を特定できるようになりました。

2025年3月にはキーワードバージョン3.0が導入され、捕捉できるキーワード数が大幅に増加しました。

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早速、ワークショップへ

「本日の注目機能」をご紹介したあとは、取り組んでいただく課題の紹介です。

参加者の利用頻度やユーザー歴に応じてグループ分けを行い、作業スピードに差が出ないよう工夫しています。

今回は、参加者の皆様にも馴染みのある業界を軸にをお題に設定したことで、各グループで闊達な議論が繰り広げられました。限られた時間の中でも、自然な流れで着眼点を探り、データからインサイトを導き、戦略・施策の立案に進むことができました。

グループ発表

ワークショップの締めくくりには、各グループからの発表を行っていただきました。

着眼点や仮説の立て方、データ活用のアプローチにおいて、それぞれに個性が光る発表が揃い、発表を通して他グループの異なる視点や考え方に触れることができました。

特に今回は、発表後は、これまで以上に活発な質問が質問が飛び交い、参加者同士が自然に刺激し合い、学び合える和やかな雰囲気が生まれました。

また、「最も優れた発表」への投票結果は僅差となり、どのチームが優勝してもおかしくないほどのハイレベルな争いが繰り広げられました。

どのグループも限られた時間の中で論理的に市場を捉え、戦略を組み立てた成果が現れていた、印象的な発表会となりました。

ネットワーキングと参加者の声

Similarwebのユーザーワークショップでは、ユーザー同士の交流を深めることも大切な目的の一つとしています。

ワークショップ終了後には、軽食を囲みながら自由に交流できるネットワーキングの時間を設けました。

異なる業種・業態の参加者が、同じワークショップを共通の話題として、自然に打ち解け合いながら情報交換する様子がとても印象的でした。

最後にご参加の皆様からいただいた声をご紹介します。

ChatGPTやSimilarwebの多様な機能を知り、使えるイメージが湧きました。これから積極的に活用していきたいと思います。また、今回のワークショップはこれまでで一番楽しく、みんなでアイデアを出し合う雰囲気がとても刺激的でした。

初参加でしたが、普段接点がない方々と一緒に取り組めたことで、新鮮な発見がありました。使い方を教わりながら、手を動かして学ぶことでSimilarwebの新しい使い方を発見でき、楽しく成長できました。楽しく取り組むことで提案の質も上がると実感し、今後の活用にもつなげたいと思います。

普段のBtoB業務とは異なる視点を体験でき、市場全体を見る重要性を改めて実感しました。キーワードジェネレーターを使った多言語調査など、具体的なマーケット分析手法にも挑戦でき、実務への応用イメージが広がりました。今後は、さらに活用事例の共有や、より多様な検索プラットフォームへの対応にも期待しています。