導入事例

【本田技研工業株式会社】顧客の解像度を上げる”三種の神器”とは?

【本田技研工業株式会社】顧客の解像度を上げる”三種の神器”とは?

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競合他社の強みを発見し、それを活用して自分自身の成功を達成しましょう

「人は大きな流れの中で動く。何が注目の出来事なのか、広く見ることが重要です。これを、三種の神器を使うことで把握しようと努力しています。 」

1948年創業。本田技研工業株式会社。

今回、デジタルインテリジェンスを提供するSimilarweb(シミラーウェブ)をVoS(Voice of Stakeholder )に活用されているソフトウェアデファインドモビリティ開発統括部の小川様、大串様にインタビューを実施。

VoSは「お客様、投資家、企業、社会の“声”を反映した健全な経営に貢献」を目的に、あらゆる情報を事業に展開されています。

「私たちはSimilarweb(シミラーウェブ)のことを『三種の神器』と呼んでいます。」

はたして、Similarweb(シミラーウェブ)をどのように活用されているのか?VoSの裏側を伺いました。

なぜ、Similarweb(シミラーウェブ)なのか?

━━ お二人のミッションを教えてください。

小川様

お客様が何に喜び、何に不満を持つかを観測しています。

観測結果を活かしてビジネスを企画したり、実際にオペレーションしている人たちに伝えることでさらにビジネスを促進する。これを我々のミッションとしています。

私は以前、感性価値企画室というところにいました。企画室に感性価値という言葉がついたというところが、今の活動のきっかけです。

弊社は技術力を正とした会社です。それは今も変わっていませんが、やはり、技術に加えて”誰のため”にということをつけないといけない。

良い性能のものを良い特性で目指し、また、誰が何を求めているのか。そこで、顧客の感性価値という考え方が出てきました。

そこから感性価値企画室が始まり、大串さんも同じチームにいました。

名称にある感性とは「誰が何を価値と思うか」。これを、どう紐解いていくかが仕事です。

言い換えればマーケティングかもしれませんけど、活動の根源はここにあります。

結局、誰が何を求めているか、何を活動しているかを知るのが大事ではないでしょうか。

━━ 元々、御社の広報 部でSimilarweb(シミラーウェブ)を使われていました。みなさんの部署でご利用されるきっかけは何だったのでしょうか?

小川様

デジタル上の行動を把握することが必要だったためです。

私たちはSimilarweb(シミラーウェブ)のことを「三種の神器」と呼んでいます。

Similarweb(シミラーウェブ)以外に、SNSなどのテクノロジーのほか2つ を合わせて、三種の神器です。

先ほどお話した通り「誰が何を価値と思うか」、お客様の理解が必要でした。ところがこれは、お客様の内側にあるデータであり、自社内で抱えているデータでは解読できなかった。

特にウェブの世界が進んできたこの世の中で、お客様の対象をどこまでの範囲と定義するかが重要になってきています。

一昔前。自動車業界 における潜在・見込み顧客とは 、一回ディーラーに足を運んでいただいた方々でした 。

しかし今の時代。「これはいい車!何の車種だろう?」など、ウェブ上で探してくださった方々も、十分に我々の中で言うと潜在・見込み顧客 です。

車への憧れが昔と比べて薄くなっている昨今において、やはりお客様とどのように長い接点を持っていくかが重要です。

その中で、やはりウェブ上の行動を理解する事が重要と考えました 。

そこで「どのようにウェブ上の行動を観測するか?」を考えた結果、Similarweb(シミラーウェブ)の使用に至りました。

━━ Similarweb(シミラーウェブ)をどのように活用されていますか?

大串様

私たちはVoice of Stakeholderという活動をしています。その中で、三種の神器のデータを活用して います。

Voice of Stakeholder はステークホルダーの声を意思決定に活用していく、リアルタイムでスピーディーな経営に貢献するための活動です。

この活動の中で三種の神器を使い、デジタルにおける声やデータを活用しています。

活用法は様々で、私たちが分析をし、その結果をビジネス部門に戻すことはもちろん、他部門が三種の神器を使って分析する際の支援をするという活動もあります。つまりAll Honda で使っていく基盤を作っているというのが、Voice of Stakeholderの活動です。

部門課題は 様々で、広報、ウェブ運用、お客様の興味関心の理解、そして変化の予兆を知りたいといった使用目的まであります。

小川様

多岐にわたる使い方をしていると思います。

例えば、日本でChatGPTはすごく盛り上がった。ただ、ChatGPTをビジネスに使おうとしている人たちと、そうでない人でわかれた。

実際にSimilarweb(シミラーウェブ)で各国ChatGPTのアクセスを解析してみると、日本よりもインドの方がビジネス利用へのトレンドが強いことが確認でき た。

これは、 どこにビジネスチャンスがあるのか、各国で市場構造や捉え方 はどのように違うのか…世の中を観測できる道具としても使っています。

大串様

私たちはVoS DASHBOARDの企画・運営もおこなっています。VoS DASHBAORDは大きな画面で閲覧できるサイネージと、手元のスマホで閲覧できるウェブサイトがあり、社内でVoSデータが確認できる環境を整えています。

私たちは車の話だけでお客様を理解するだけでは十分ではないと考えています。そういう意味で、このダッシュボードを通じて様々な情報を俯瞰して見ることで、大きな流れの中でお客様を捉えることができるのは大きな意味があります。

データで顧客の解像度を高める。

━━ Similarweb(シミラーウェブ)を使って意思決定された事例などありますか?

小川様

Similarweb(シミラーウェブ)のデータのみで意思決定に至ったケースはありません。

我々の役割は上位概念における観測や分析がメインです。

先ほどの All Honda で使っていくという話ともつながりますが、この重要性に気づいて自分たちの部門でもウェブの深掘りをしたい、ウェブの構成を考えたい…といった人たちが現れると、その部門が特化して使うようになってくると考えています。

異業種含めた他社と比較して、自社の立ち位置を確認することが必要です。

意外とウェブを比較分析できている会社は少ないのではないでしょうか。ウェブを比較分析する際は、Similarweb(シミラーウェブ)が必要です。

大串様

既存のアクセス解析ツールに加え、自分たちでSimilarweb(シミラーウェブ)を利用して分析を進めていくことで、外に流出する費用をおさえられるだけではなく、知やノウハウが内部にたまっていく効果が得られます。

━━ ありがとうございます。他に、Similarweb(シミラーウェブ)が役立った点はありますか?

小川様

研究開発の面でも活用できています。

例えば、ODYSSEY、STEP WGNやCIVICなど、四輪機種開発をおこなっている チームが自分たちの商品に期待されている価値を定量的に把握したいと希望しています。

Similarwebの各種データをかけあわせることで 「やはりこの機能に興味をもらっているよね」など、お客様の期待や課題が見えてきます 。

お客様の反応を確かめたところ、「開発において力を入れるべき点はここだ」と定めて取り組んでいた内容と符合し、自分たちの決定に間違いはなかったと、開発チームの意思決定を後押ししたという話はありましたね。

大串様

肌感覚や勘では本当かどうかわからないところを、Similarweb(シミラーウェブ)などの三種の神器で定量的に裏付けが取ることで、アクションへの自信がもてたということはあります。

━━ ちょうど、他のお客様の研究部門の方からSimilarweb(シミラーウェブ)の問い合わせがありました。

小川様

弊社特有ですが、自社サイトには機能についての深掘りや説明のページが多くあります。

商品企画開発部門目線だと、それらコンテンツを通じてその技術の価値がお客様にどう届いているのかを確認したいというニーズがあります。

ただし我々として大事にしたいのは、商品企画開発部門の目線と比較して、顧客はブランド の価値として、ウェブ上でどのような要因が効いているのかということです。このような調査をする上でSimilarweb(シミラーウェブ)は使えるなと感じています。

━━ もしSimilarweb(シミラーウェブ)を使っていなかったら、今、どのようになっていたと思いますか?

小川様

顧客の解像度が今より低くなるのではないでしょうか。

顧客理解のためにアンケート等の手法を用いた調査・推測になったと思われます。

私のチームでは顧客の解像度を高めるアクションを常時回せています。

これはSimilarweb(シミラーウェブ)の方に、現場を手厚くフォローしてもらっていることも寄与しています。

Similarweb(シミラーウェブ)そのものだけでなく、御社のフォローもなければ顧客の解像度は低くなっていたでしょう。

━━ Similarweb(シミラーウェブ)を検討してくださっているお客様に対してメッセージをお願いします。

小川様

情報の扱い方がセンシティブになっていく中で、集団でとらえた上で、個を理解していく技術が重要だと思っています。

デジタル社会における顧客理解は、Similarweb(シミラーウェブ)のようなデータを活用し、デジタルジャーニーを理解することが重要だと考え取り組んでいます。

業種によって取り組み方が違いますが、どのような使い方をすれば顧客の解像度があがるのか、議論できるような場をユーザー同士(検討中の人も含めて)でもてるといいですね。

※Similarwebの活用をぜひご検討ください。詳しい情報が必要な場合は、marketingjp@similarweb.comまでご連絡ください。また、無料版からのご利用も可能です。

※Similarwebの活用をぜひご検討ください。詳しい情報が必要な場合は、marketingjp@similarweb.comまでご連絡ください。また、無料版からのご利用も可能です。

by Senzo Tanaka

マーケティングマネージャー

この投稿は、Similarwebの法的通知および免責事項に従います。

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