
MarkeZine Day 2026 Spring登壇 生成AIに選ばれる企業、選ばれない企業。AI時代の検索はどう変わるのか?
デジタルマーケティング
経済産業省の『ペット産業の動向 -コロナ禍でも堅調なペット関連産業-』によれば、ペットやペット用品販売額は2019年以降で大幅な増加傾向を示しており、コロナ禍においてペット需要に拍車がかかったとの分析結果が提示されています。
2022年以降は外出の規制緩和が進むなど、人々の生活形態は以前に戻りつつありますが、オンラインでのユーザー行動はどのように変化したでしょうか。
今回はペット用品を販売している主要なECサイトの、2021年-2023年の2年間のトラフィック推移を探ってみました。さらに、シミラーウェブを使って、大手ペット用品ECサイトではどのようなウェブ施策を実施しているのかを見てみます。
まず初めに、ペット用品ECサイトのカスタムカテゴリを作成し、業界全体のトラフィックトレンドを確認します。下の図は、業界上位10サイトのトラフィック推移を示したものです。

次に上位ECサイトの中から、ペピイ(peppynet.com)、ペットゴー(petgo.jp)、ペットショップのコジマ(pets-kojima.com)の3サイトを取り上げ、各社のウェブ施策とその特徴について見ていきましょう。
下記は3サイトのマーケティングチャネル別のトラフィックボリュームを比較したものです。

前記の通り、オーガニック検索トラフィックでは、peppynet.comとpets-kojima.comがpetgo.jpを大きくリードしていることがわかりました。そこで検索ワードを3サイトで比較してみると、下記の結果となりました。

次もオーガニック検索ワードの分析ですが、ブランド名検索が多いpets-kojima.comを外して、peppynet.comとpetgo.jpにおける非ブランドオーガニック検索ワードを抽出し、分析してみました。するとキーワードは、大きく分けて「ペットの飼育時に必要な情報を探すキーワード」と「ペット用品の購入目的で使われるキーワード」に大きく分類できることがわかりました。

マーケティングチャネル分析で、petgo.jpは有料検索からの流入が多いことがわかりましたが、もう少し深掘りしてみましょう。以下は、petgo.jpにおける有料検索のLP(ランディングページ)ランキングです。

本稿の最後に、3サイトのディスプレイ広告からのトラフィックを確認した結果をご紹介します。3サイトのいずれもそれほど多くの獲得トラフィックはありませんが、GDNやアフィリエート系アドネットワークのA8.netの活用が確認できます。
GDNの活用ではpetgo.jpとpeppynet.comがほぼ同じボリュームのトラフィックを獲得し、A8.netからの獲得トラフィックではpetgo.jpが大きくリードしています。


今回はペット用品ECサイトに絞って、主要なプレーヤーの集客戦略の方向性や具体的な施策を明らかにし、そこからどのようなインサイトが得られるのかをご紹介しました。このアプローチは、他のカテゴリのECサイトやCPGメーカーが、自社の競争力を高めることができる可能性を明らかにする場合に活用できるものです。
今回データを取得するために使用した、マーケティングチャネル分析、キーワード分析、有料検索分析およびディスプレイ広告分析の各機能について、ご興味をもっていただき、さらに詳しい情報を知りたいという方は、弊社までご連絡ください。実際の画面をご覧いただきながら、ご説明させていただきます。
最高のデジタル戦略を構築するための究極のソリューション