【課題】
  • 2017年ころから急拡大した漫画の海賊版サイトが、コロナ禍の影響でさらに乱立状態に。それらの実態把握に膨大なリソースを割いていた
    ユーザーのほとんどが海外という翻訳海賊版サイトも多いため、国をまたいだ調査が求められた
    海賊版サイトによる被害の実態がなかなか数値化できず、社会の理解が進まなかった
【導入効果】
  • データによって海賊版サイトの被害が客観的に理解され、新聞などのメディアに取り上げられる件数が増加。社会問題としての認知が広がった
  • 関係省庁、政府に対してデータを基礎資料として提出。2020年6月に侵害コンテンツのダウンロードを違法とする改正著作権法が成立した
海賊版撲滅以外にも、本来のシミラーウェブの活用方法として、この言語圏ではこの作品に人気があるなどということが分かれば、それを世界190カ国で配信している弊社のアプリ『MANGA Plus by SHUEISHA』等のマーケティング活動にもつなげることもできるはずです。

伊東 敦 氏

編集総務部 部長代理, 株式会社集英社